ゼップバウンドとマンジャロの違い|同じチルゼパチドでも何が違う?

ゼップバウンドとマンジャロの違いを、成分・承認された目的・使い分け・価格の考え方から比較する歯科処神崎 総合診療部の記事アイキャッチ。
神崎昌二

ゼップバウンドとマンジャロは、どちらも有効成分チルゼパチドを含む週1回投与のGIP/GLP-1受容体作動薬です。大きな違いは、日本で承認されている治療目的で、マンジャロは2型糖尿病、ゼップバウンドは肥満症などの治療薬として承認されています。

この記事で分かること
  • ゼップバウンドとマンジャロの一番大きな違い
  • 同じ成分なのに、なぜ別の薬として承認されているのか
  • 効果・用量・副作用はどう違うのか
  • 併用や切り替えについての注意点
  • 保険診療の薬価と自由診療の価格の違い
  • 熊本・玉名・山鹿で相談できる医療機関

ゼップバウンドとマンジャロの比較表

有効成分・投与回数・規格は共通で、日本で承認されている治療目的と通常の用量が異なります。

PMDA 添付文書(マンジャロ:2026年9月改訂 第11版/ゼップバウンド:2026年9月改訂 第6版)をもとに作成
項目ゼップバウンドマンジャロ
商品名ゼップバウンド皮下注アテオスマンジャロ皮下注アテオス
有効成分チルゼパチドチルゼパチド
薬の種類持続性GIP/GLP-1受容体作動薬(注射薬)持続性GIP/GLP-1受容体作動薬(注射薬)
日本での主な承認目的肥満症(条件あり)
中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸症候群(BMI27以上)
2型糖尿病
投与回数週1回・皮下注射週1回・皮下注射
規格2.5mg/5mg/7.5mg/10mg/12.5mg/15mg2.5mg/5mg/7.5mg/10mg/12.5mg/15mg
通常の用量肥満症:2.5mgから開始し、通常10mg2.5mgから開始し、通常5mg
肥満症治療薬としての承認ありなし
2型糖尿病治療薬としての承認なしあり
両剤の併用併用しません(両剤の添付文書に明記)

ゼップバウンドとマンジャロの一番大きな違いは?

一番大きな違いは、日本で承認されている「効能・効果(何の病気の治療に使う薬か)」です。マンジャロは2型糖尿病、ゼップバウンドは肥満症などの治療薬として承認されています。

医薬品は、成分だけでなく「どの病気に、どの用量で使うか」まで含めて国に承認されます。チルゼパチドは、まず2型糖尿病の治療薬「マンジャロ」として承認され、その後、肥満症の治療薬「ゼップバウンド」として別に承認されました。

比較のポイントゼップバウンドマンジャロ
位置づけ肥満症治療薬2型糖尿病治療薬
治療の主な目的健康障害を伴う肥満の改善(体重減少)血糖コントロールの改善
使用の条件BMIや健康障害などの条件を満たす肥満症食事療法・運動療法で効果が不十分な2型糖尿病

ゼップバウンドとマンジャロは同じ成分ですか?

はい。どちらも有効成分はチルゼパチドです。ただし、製品として承認されている治療目的・用法・用量は異なります。

PMDA(医薬品医療機器総合機構)の医薬品情報でも、両剤の一般名はいずれも「チルゼパチド」と記載されています。注射器も、1回使い切りのペン型注入器(アテオス)という同じ形です。

一方で、「中身が同じだから、名前が違うだけの同じ薬」というわけではありません。承認された効能・効果が異なるため、どの患者さんに、どの用量で、どのような条件で使うかが違います。保険診療で使える条件も、それぞれの承認内容に沿って決まっています。

チルゼパチドとはどんな薬?

チルゼパチドは、GIPとGLP-1という2つのホルモンの「受容体」の両方に作用する注射薬です。食欲の調節や血糖の調節に関わり、週1回の皮下注射で使います。

GIPとGLP-1は、食事をとると消化管から分泌されるホルモンです。受容体とは、ホルモンが働くための「スイッチ」のような部分です。チルゼパチドは、この2つのスイッチの両方を押すように働きます。

  • 血糖への作用:血糖値が高いときにインスリンの分泌を促し、血糖を下げる方向に働きます。
  • 食欲への作用:脳に作用して食欲を調節し、食べる量が自然に減りやすくなると考えられています。
  • 代謝への作用:脂肪細胞のGIP受容体に作用し、脂質などの代謝に関わると考えられています。

チルゼパチドは脂肪を直接溶かす薬ではなく、食事療法・運動療法と組み合わせて使う薬です。

マンジャロはどんな薬?

マンジャロは、日本では2型糖尿病の治療薬として承認されているチルゼパチド製剤です。週1回、2.5mgから始めて、通常は5mgを使用します。

  • 効能・効果:2型糖尿病(食事療法・運動療法を十分に行っても効果が不十分な場合)
  • 用法・用量:週1回2.5mgから開始し、4週間後に5mgへ増量して維持します。効果が不十分な場合は4週間以上の間隔で2.5mgずつ増量でき、最大は15mgです。
  • 規格:2.5mg・5mg・7.5mg・10mg・12.5mg・15mg

体重が減る作用もありますが、日本で承認されているのは2型糖尿病の治療です。体重を減らす目的での使用は、承認された効能・効果とは異なる使い方(適応外使用)になります。

マンジャロの用量・副作用・当院での取り扱いを詳しく見る

ゼップバウンドはどんな薬?

ゼップバウンドは、日本で肥満症の治療薬として承認されているチルゼパチド製剤です。週1回、2.5mgから始めて、肥満症では通常10mgを使用します。

  • 効能・効果(肥満症):高血圧・脂質異常症・耐糖能障害(2型糖尿病、耐糖能異常など)のいずれかがあり、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られず、次のどちらかに当てはまる場合に限られます。
    • BMIが27kg/m²以上で、肥満に関連する健康障害が2つ以上ある
    • BMIが35kg/m²以上
  • 効能・効果(2026年5月追加):中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸症候群(BMI27kg/m²以上の場合に限る)
  • 用法・用量(肥満症):週1回2.5mgから開始し、4週間の間隔で2.5mgずつ増量して、通常は10mgを使用します。状態に応じて5mgまで減量、または4週間以上の間隔で15mgまで増量できます。
  • 規格:2.5mg・5mg・7.5mg・10mg・12.5mg・15mg

肥満症では、定期的に体重・血糖・血圧・脂質などを確認し、3〜4か月使用しても改善傾向がみられない場合は中止することが添付文書で定められています。

肥満症治療薬ゼップバウンドの詳しい説明はこちら

ゼップバウンドとマンジャロの効果は違う?

有効成分が同じチルゼパチドのため、「どちらの方が強い」と一概には言えません。臨床試験の数値の違いは、主に対象となった患者さんや試験の条件の違いによるものです。

チルゼパチドの体重への作用は、糖尿病の有無や試験の対象者、用量、期間によって結果が異なります。以下は、添付文書と論文に掲載された主な試験の例です。試験ごとに対象や条件が違うため、数値を並べて単純に比較することはできません。

いずれも試験期間中に食事・運動の指導が併用されています。数値は各試験の平均値であり、個人の効果を示すものではありません。
試験(製剤の承認根拠)対象と期間主な結果
GPHZ試験(日本)
※ゼップバウンド
糖尿病のない日本人の肥満症患者225例、72週間体重変化率:10mg群 −18.4%、15mg群 −22.6%、プラセボ群 −1.8%
SURMOUNT-1(国際共同)
※ゼップバウンド
糖尿病のないBMI30以上(または27以上で健康障害あり)の成人2,539例、72週間平均体重変化率:5mg −15.0%、10mg −19.5%、15mg −20.9%、プラセボ −3.1%
GPHL試験(国際共同)
※ゼップバウンド
2型糖尿病のあるBMI27以上の成人912例、72週間体重変化率:10mg群 −13.3%、15mg群 −16.0%、プラセボ群 −3.5%
SURPASS J-mono(日本)
※マンジャロ
日本人の2型糖尿病患者636例、52週間(主目的は血糖の改善)体重変化量:5mg群 −5.8kg、10mg群 −8.5kg、15mg群 −10.7kg

同じチルゼパチドでも、2型糖尿病のある方とない方では体重の変化の出方が異なることが報告されています。また、マンジャロの試験は血糖の改善を主な目的としており、体重変化は「kg」で示されているなど評価の仕方も異なります。

効果について知っておいていただきたいこと
  • 全員が同じだけ体重が減るわけではなく、個人差があります。
  • 臨床試験は、特定の条件で選ばれた方を対象に行われています。
  • どちらの製剤でも、食事療法・運動療法の継続が前提です。

用量は同じ?

規格はどちらも2.5mg・5mg・7.5mg・10mg・12.5mg・15mgの6種類ですが、承認された用法・用量は異なります。同じmgだからといって、自由に置き換えられるわけではありません。

項目ゼップバウンド(肥満症)マンジャロ
開始用量週1回2.5mg週1回2.5mg
増量4週間の間隔で2.5mgずつ4週間後に5mgへ。効果不十分なら4週間以上の間隔で2.5mgずつ
通常の用量10mg5mg
調整の範囲5mgまで減量、15mgまで増量可最大15mg

マンジャロからゼップバウンドへ切り替える場合の開始用量や時期は、一律ではありません。医師が、現在の用量・最後に注射した日・副作用・体重の経過・糖尿病の有無などを確認して判断します。自己判断で用量を決めたり、切り替えたりしないでください。

ゼップバウンドとマンジャロは一緒に使える?

併用できません。両剤の添付文書には、ほかのチルゼパチド含有製剤と併用しないことが明記されています。

  • マンジャロ:チルゼパチドを含むため、ゼップバウンドなど他のチルゼパチド含有製剤と併用しないこととされています。
  • ゼップバウンド:マンジャロなど他のチルゼパチド含有製剤に加え、GLP-1受容体作動薬などGLP-1受容体に作用する薬とも併用しないこととされています。

ほかの医療機関でGLP-1受容体作動薬(オゼンピック、ウゴービ、リベルサスなど)を処方されている方は、必ず診察時にお伝えください。

副作用は違う?

有効成分が同じため、主な副作用や注意点は共通しています。吐き気・下痢・便秘などの消化器症状が多く、頻度は低いものの急性膵炎などの重大な副作用も両剤の添付文書に記載されています。

よくみられる副作用(両剤共通・5%以上)

悪心(吐き気)、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、消化不良、食欲減退。開始時や増量時に出やすく、胃腸症状で続けにくい場合は減量や増量の延期を検討します。

重大な副作用(両剤共通)

  • 低血糖(特にインスリン製剤やスルホニルウレア剤と併用する場合)
  • 急性膵炎(嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛など)
  • 胆嚢炎・胆管炎・胆汁うっ滞性黄疸
  • アナフィラキシー・血管性浮腫
  • イレウス(腸閉塞を含む:高度の便秘、お腹の張り、持続する腹痛、嘔吐など)

そのほかの共通する注意点

  • 妊娠中・妊娠の可能性がある方には使用しません。妊娠の可能性がある方は、使用中と最後の注射後1か月間は避妊が必要です。
  • 経口避妊薬の効果を弱めるおそれがあります(特に開始初期や増量後初期)。
  • 全身麻酔や深い鎮静を受ける予定がある方は、事前に申し出てください。
  • 2026年9月の添付文書改訂で、因果関係は明らかではないものの、GLP-1受容体作動薬の使用後に目の病気(非動脈炎性前部虚血性視神経症)のリスク増加を示唆する報告がある旨が追記されました。急な視力の変化があれば、すぐにご相談ください。

副作用の発現頻度は、試験の対象者(糖尿病の有無など)によって異なるため、両剤の頻度の数値を単純に比べることはできません。

価格はどのくらい違う?

価格は「保険診療の薬価」と「自由診療の価格」を分けて考える必要があります。自由診療の価格は医療機関ごとに異なり、当院の最新料金は各治療ページでご案内しています。

保険診療の場合(薬価)

保険診療で使う薬の価格(薬価)は国が定めており、ゼップバウンドとマンジャロはそれぞれ別の薬価が設定されています。マンジャロの薬価は、厚生労働省の決定により2026年8月1日から約25%引き下げられました。保険診療では、薬価のうち自己負担割合(1〜3割)分に、診察料などが加わります。

ただし保険診療で使えるのは、それぞれの承認内容と要件を満たす場合に限られます。ゼップバウンドを肥満症の治療で保険診療として使う場合は、厚生労働省の最適使用推進ガイドラインに定められた医療機関・医師・患者さんの要件を満たす必要があります。

自由診療の場合

自由診療(健康保険を使わない診療)では、薬代・診察料などを医療機関が独自に設定するため、同じ薬でも医療機関によって価格が異なります。比較するときは、薬代だけでなく、診察料・送料・検査費用を含めた総額で確認することが大切です。

当院の体重管理を目的とした治療は自由診療です。初診料5,500円・再診料1,650円(税込)に、薬剤代が加わります。

マンジャロの当院料金/ ゼップバウンドの当院料金

肥満治療ではマンジャロとゼップバウンドのどちらを選ぶ?

どちらを使うかは一律には決まらず、治療の目的や健康状態を医師が確認して判断します。肥満症の治療という目的では、日本で肥満症治療薬として承認されているゼップバウンドが、その目的に沿った位置づけの薬です。

医師が判断の際に確認する主な項目は、次のとおりです。

  • 治療の目的:血糖の改善が主な目的か、健康障害を伴う肥満の改善が目的か
  • 肥満症の状態:BMI、高血圧・脂質異常症・耐糖能障害などの健康障害の有無
  • 糖尿病の有無:2型糖尿病がある場合は、糖尿病治療として保険診療の対象になる可能性
  • 既往歴:膵炎、胆石・胆嚢の病気、腹部手術、甲状腺の病気など
  • 服用中の薬:糖尿病の薬、経口避妊薬、ほかのGLP-1受容体作動薬など
  • 副作用・治療歴:これまでの使用状況や副作用の出方

2型糖尿病の治療が必要な方にとって、マンジャロは現在も重要な治療薬です。薬の良し悪しではなく、治療目的に合った薬を選ぶことが大切です。

なぜ肥満治療ではゼップバウンドが注目されている?

ゼップバウンドが、日本で「肥満症」の治療薬として承認されたチルゼパチド製剤だからです。肥満症の治療を目的とする場合、承認された効能・効果に沿って使える点が大きな違いです。

ゼップバウンドは2025年4月に販売が始まり、2026年5月には中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸症候群への効能も追加されました。承認の根拠となった臨床試験では、日本人を含む肥満症の患者さんを対象に、体重だけでなく血圧・血糖・脂質などの変化も評価されています。

一方、マンジャロは2型糖尿病の治療薬として承認された薬で、体重を減らす目的での使用は適応外使用です。適応外使用では、万一重い副作用が起きた場合に、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があります。

当院でも、体重管理・肥満治療を目的とする診療では、マンジャロ中心からゼップバウンド中心の治療へ順次移行しています。

肥満外来で行う診察や、リベルサス・漢方などほかの治療方法については、熊本・玉名・山鹿の肥満外来・医療ダイエットの解説記事でまとめています。

熊本・玉名・山鹿でゼップバウンドやマンジャロを相談するには

熊本県玉名郡和水町の歯科処神崎 総合診療部では、ゼップバウンドやマンジャロについて、医師の診察のもとで相談できます。対面診療のほか、オンライン診療にも対応しています。

当院は国道443号沿いにあり、九州自動車道の南関IC・菊水ICから車で約10分です。和水町をはじめ、玉名市や玉名郡の南関町・長洲町・玉東町、隣接する山鹿市、熊本市北部方面からも来院いただけます。

「今マンジャロを使っているが、ゼップバウンドに変えられるか知りたい」「自分がどちらの対象になるのか分からない」という段階でもご相談いただけます。診察では、体重・BMI・既往歴・服用中の薬・健診結果などを確認し、必要に応じて検査を行ったうえで治療方針を決めます。

来院が難しい場合は、医師がオンライン診療で対応可能と判断した場合に、オンラインでの診察も可能です。オンライン診療では当院での採血・身体測定は行わないため、必要に応じて対面診療をご案内します。

よくある質問

Q. ゼップバウンドとマンジャロは同じ薬ですか?

有効成分は同じですが、同じ薬として扱われるわけではありません。どちらもチルゼパチドを含む週1回の注射薬ですが、日本ではマンジャロが2型糖尿病、ゼップバウンドが肥満症などの治療薬として別々に承認されており、使用目的や使用条件が異なります。

Q. 成分は同じですか?

はい、どちらも有効成分はチルゼパチドです。PMDAの医薬品情報でも、両剤の一般名はいずれもチルゼパチドと記載されています。ただし、製品ごとに承認された効能・効果や用法・用量が異なります。

Q. どちらの方が痩せますか?

同じ有効成分のため、「どちらの方が痩せる」と一概には言えません。臨床試験の数値は対象者や条件によって異なり、例えば2型糖尿病のある方とない方では体重の変化の出方が違うことが報告されています。個人差もあるため、医師が状態を確認して判断します。

Q. マンジャロからゼップバウンドに変更できますか?

医師が診察のうえ判断すれば、変更を検討できます。現在の用量、最後に注射した日、副作用、体重の経過、糖尿病の有無などを確認し、開始用量や時期を決めます。自己判断で切り替えることはしないでください。

Q. 同じmgなら同じですか?

含まれるチルゼパチドの量は同じですが、自由に置き換えてよいという意味ではありません。両剤は承認された用法・用量が異なり、マンジャロは通常5mg、ゼップバウンドは肥満症で通常10mgを使用するとされています。切り替え時の用量は医師が判断します。

Q. ゼップバウンドとマンジャロを併用できますか?

併用できません。両剤の添付文書には、ほかのチルゼパチド含有製剤と併用しないことが明記されています。ゼップバウンドは、ほかのGLP-1受容体作動薬などとも併用しないこととされています。

Q. 副作用は同じですか?

有効成分が同じため、主な副作用や注意点は共通しています。吐き気・嘔吐・下痢・便秘・腹痛・食欲減退などが多く、頻度は低いものの急性膵炎、胆嚢炎、低血糖、イレウスなどの重大な副作用も両剤の添付文書に記載されています。

Q. ゼップバウンドは糖尿病がなくても使えますか?

糖尿病がなくても、承認された肥満症の条件を満たせば使用の対象になります。肥満症の条件は、高血圧・脂質異常症・耐糖能障害のいずれかがあり、食事療法・運動療法で十分な効果が得られず、BMI27以上で肥満に関連する健康障害が2つ以上、またはBMI35以上であることなどです。

Q. マンジャロは肥満治療薬ですか?

いいえ、日本ではマンジャロは2型糖尿病の治療薬として承認されています。体重が減る作用はありますが、減量を目的とした使用は承認された効能・効果とは異なる使い方になります。日本で肥満症の治療薬として承認されているチルゼパチド製剤はゼップバウンドです。

Q. 保険は使えますか?

保険診療で使えるかどうかは、それぞれの承認内容と要件によります。マンジャロは2型糖尿病の治療として、ゼップバウンドは肥満症などの治療として、所定の要件を満たす場合に保険診療の対象になります。当院の体重管理を目的とした治療は自由診療です。

Q. オンライン診療で相談できますか?

はい、相談できます。当院では、来院が難しい場合などに、医師がオンライン診療で対応可能と判断した場合に診察を行います。オンライン診療では当院での採血や身体測定は行わないため、必要に応じて対面診療をご案内します。

Q. 熊本や玉名、山鹿から受診できますか?

はい、受診いただけます。当院は熊本県玉名郡和水町にあり、玉名市や玉名郡の南関町・長洲町・玉東町、山鹿市、熊本市方面から来院できます。九州自動車道の南関IC・菊水ICから車で約10分です。

ゼップバウンドとマンジャロのご相談は当院へ

どちらの薬が自分に合うか分からない段階でも、ご相談いただけます。治療を始めるかどうかは、診察のうえで医師と一緒に決めていきます。

「マンジャロからゼップバウンドに変えられる?」「自分は対象になる?」
そんな疑問も、LINEでお気軽にお問い合わせください。

LINEで相談・予約するご相談だけでも歓迎しています お電話:0968-34-6606

受付:9:00〜12:30/14:00〜18:30(木曜・日曜・祝日休診)。対面診療の曜日は医師の勤務日により異なるため、ご予約時にご確認ください。

この記事について

執筆:歯科処神崎 総合診療部
医療機関:歯科処神崎 総合診療部(〒861-0921 熊本県玉名郡和水町津田1563-7/電話 0968-34-6606)
診療形態:対面診療・オンライン診療
最終更新日:

参考資料

  1. PMDA 医療用医薬品情報「マンジャロ皮下注アテオス」添付文書(2026年9月改訂 第11版)
    https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/2499422G1024_1
  2. PMDA 医療用医薬品情報「ゼップバウンド皮下注アテオス」添付文書(2026年9月改訂 第6版)
    https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/2499422G7022_1
  3. 厚生労働省「最適使用推進ガイドライン チルゼパチド(販売名:ゼップバウンド皮下注)~肥満症~」
    https://www.pmda.go.jp/files/000280607.pdf
  4. 厚生労働省「最適使用推進ガイドライン チルゼパチド(販売名:ゼップバウンド皮下注)~閉塞性睡眠時無呼吸症候群~」(2026年5月)
    https://www.pmda.go.jp/files/000280608.pdf
  5. 日本イーライリリー「マンジャロ(チルゼパチド)電子化された添付文書(ウェブ版)」
    https://medical.lilly.com/jp/mounjaro/mounjaro-package-insert
  6. Jastreboff AM, et al. Tirzepatide Once Weekly for the Treatment of Obesity (SURMOUNT-1). N Engl J Med. 2022;387:205-216.
    https://doi.org/10.1056/NEJMoa2206038
  7. 厚生労働省 中央社会保険医療協議会 総会(2026年5月13日):マンジャロ皮下注の持続可能性特例価格調整(2026年8月1日適用)

本記事は一般的な情報提供を目的としています。治療の適否・薬の選択は、医師が診察のうえ判断します。体重管理を目的とした当院の治療は自由診療です。効果には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。

ABOUT ME
神崎昌ニ
神崎昌ニ
歯科医師
歯科処神崎(熊本県玉名郡和水町)院長。1997年福岡歯科大学卒業。福岡予防歯科研究会で研鑽を積み、1999年に金田かんざき歯科医院を開業。2009年、現在の歯科処神崎へ移転開業しました。 開業以来、むし歯や歯周病の治療だけでなく、「病気になってから治す」のではなく「病気を未然に防ぐ」ことを大切に、予防を重視した歯科医療に取り組んできました。 口腔の健康は、全身の健康とも深く関わっています。より広い視点から地域の皆様の健康を支えるため、現在は医科を併設し、歯科と医科が連携した診療体制を整えています。 これからも、治療から予防へ、そして口腔から全身へ。地域の皆様がより健康に暮らせる医療を提供してまいります。
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