インプラントと入れ歯やブリッジの比較を表にしてみたものが上記になります。
インプラントはかなり自分の歯に近く、他の歯を痛めることもありません。そのため、現在の歯科医療の中ではもっとも優れた治療方法と言えるでしょう。将来、再生医療が発達し、天然歯が作られる様になるかもしれませんが、それは遠い未来のお話で、現在の医学では実験段階で出来たぐらいです。実用化はまだまだ先になります。
ブリッジはなぜインプラントに劣るのでしょうか?
1)両隣在歯(失った歯の両サイドの歯のこと)をむし歯が無くても削ること
2)15μm程度動く歯を連結して固定すること
3)仮に1歯欠損とした場合、失った1本と両サイド2本の合計3本分の負荷を2本で支えるため、負荷が大きくなること
4)繋いでしまうために清掃がしにくくなること
5)噛む力が若干落ちること
入れ歯はなぜインプラントに劣るのでしょうか?
1)入れ歯は歯ぐきに乗っけるだけであること
2)部分入れ歯の場合、支える歯に入れ歯の負荷がほぼ全部かかること
3)噛む力がかなり落ちること
4)歯ぐき部分を作るので違和感が強いこと
5)歯ぐき部分を作るので食感が激減すること
6)着脱可能なため紛失しやすいこと
もちろん、インプラントは自分の歯には勝てません。なぜなら、インプラントは全く動かないからなのです。自分の歯は15μm動きます。そのため、インプラントは噛む力が直接骨に伝わりますが、感覚的にはわかりません。研究レベルでの違いですので、あまり気にする必要はありませんよ。