模型用材料である硬石膏のお話

硬石膏は差し歯や銀歯などを製作する際、型に流し込んで模型を作る材料です

通常、石膏と言えば真っ白なイメージかと思います。

実際に色も様々です。白、黄色、茶色、ねずみ色、赤、青、緑…

その石膏の事を普通石膏と呼び、それを硬くしたものが硬石膏です。硬石膏を更に硬くしたものが超硬石膏で、普通石膏>硬石膏>超硬石膏という風に変形率の大きさ、柔らかさが並んでおり、超硬石膏が本来ならば模型としては最も優れています。しかし、価格が高い事、硬すぎてそうさが難しい事などがあり、硬石膏が主流なのです。当センターおよび歯科処神崎では超硬石膏並みの変形率の低さを誇る操作性抜群の硬石膏を用いています。さらに、その色も白、黄色は見づらいこともあり、一時はグレーを使用しておりましたが、現在は全てブラウンに統一しています。

実際に価格は黄色の主流の硬石膏の2倍する高価な硬石膏です。

しかし、より良いものを作るため、敢えて高額な硬石膏ですべてを賄っているのです。

恐らく皆さんは一切知らないお話しでしょうね。

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